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臨床検査学専攻(修士課程)

広い視野と柔軟な思考力・想像力を持ち、教育・研究両分野において
臨床検査学の新たな開拓と進展に貢献する能力を有する人材を育成します。

本専攻は、社会的に必要性が高まっている臨床検査学の知識・技術に加え、人々の生活改善に直結する医療を提供するための、高度な倫理観をもつ臨床検査実践者となる人材の育成を目指しています。「病因解析検査学分野」と「病態機能検査学分野」との2分野から構成され、それぞれのアプローチから臨床検査学を牽引する研究者・教育者を養成します。

取得できる学位

修士 (臨床検査学)


臨床検査学専攻(修士課程)の使命・目的

看護医療分野に関する学術の倫理および応用を教授研究し、深い学識および卓越した能力を培い、看護学および臨床検査学の発展と地域社会における人々の健康と福祉の向上に寄与することを目的とする。


教育研究目的と育成する具体的人材像

「生命の尊厳と深い人間理解に基づいた高度医療実践能力」「看護学科との連携」「課題探求・問題解決能力」

  • ・広い視野と柔軟な思考力・想像力を持ち、臨床検査学の新たな開拓と進展に貢献できる臨床検査学教育・研究能力を有する人材
  • ・進行する少子・高齢化に対応して、保健・医療・福祉システムを創造的に構築できる企画・調整・統括的能力を有する人材
  • ・リーダーシップを発揮でき、対象者のみならず家族や地域の健康促進に貢献できる人材
  • ・人々の生活改善に直結する質の高い医療を提供するために、高度な倫理観をもち、高度な専門知識・技術を有する臨床検査実践者となる人材

専攻領域・分野

病因解析検査学分野 病態機能検査学分野
・産業衛生学
・病原因子検査学
・生体防御検査学
・生物化学検査学
・遺伝子検査学
・生体機能検査学
・病態解析検査学
・病理病因検査学

※入学定員:5名

各教員の研究テーマ

病因解析検査学分野

  1. 柴田英治:肺内石綿繊維・石綿小体濃度を指標とした石綿ばく露の評価
  2. 高崎昭彦:唾液・尿を用いた疾患プロテオミクス解析~新規疾患バイオマーカーの探索~
  3. 井上 孝:プロバイオティクスの保健効果および作用機序に関する研究
  4. 星野真里:敗血症患者単離菌など臨床検体大腸菌株中のエンテロトキシンの存在検討
  5. 千原 猛:天然物質によるがんの化学予防

病態機能検査学分野

  1. 伊藤康宏:心身医学的手法による生理学的ストレスマーカーの検討
  2. 森 啓至:アルツハイマー型認知症などの神経変性疾患に関しての基礎研究、早期診断に有用となる検査方法につながる基礎的研究
  3. 山口央輝:マルチオミクスによる疾患の病態解明
  4. 澤田浩秀:認知症の現状および予防に関する検討
  5. 小菅優子:発酵食品の長寿因子と健康
  6. 榎本喜彦:電気生理学的手法によるストレス解析マーカーの探索

大学院入試について

入試概要 (2024年度)

標準修業年限 / 2年 (ただし、長期履修制度を申請した場合、3年とする。)

臨床検査学専攻(修士課程) 5名

※臨床検査学専攻の設置に伴い、看護学研究科は2024年度(令和6年)より、看護医療学研究科に名称を変更いたします。看護医療学研究科は看護学専攻と臨床検査学専攻の2専攻となり、看護学専攻の入学定員は10名から5名に変更となる予定です。看護学専攻5名と臨床検査学専攻5名の合計で10名となり、研究科の総入学定員は変更ありません。なお、記載内容は予定であり、変更となる場合があります。

入試日程等

臨床検査学専攻(修士課程)

募集人数 出願期間 試験日 合格発表 試験会場
学内推薦選抜 2名 2023年12月4日(月)
~12月11日(月)
締切日必着
2023年
12月16日(土)
2023年
12月21日(木)
本学
Ⅰ期 一般選抜 -
社会人特別選抜
Ⅱ期 一般選抜 3名 2024年2月12日(月)
~2月19日(月)
締切日必着
2024年
2月24日(土)
2024年
2月29日(木)
社会人特別選抜

出願資格

出願前、志望する領域・分野の研究指導教員と、研究教育活動について事前の相談が必要となります。

臨床検査学専攻(修士課程)

  1. 学校教育法第83条に定める大学を卒業した者または当該年度末までに卒業見込みの者。
  2. 学校教育法第104条第7項の規定により学士の学位を授与された者。
  3. 外国において学校教育における16年の課程を修了した者。
  4. 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該国の学校教育における16年の課程を修了した者。
  5. 専修学校の専門課程(修業年限が4年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以降に修了した者。
  6. 学校教育法施行規則第155条第1項第6号の規定により文部科学大臣が指定した者。
  7. 前各号に定める者の他、本大学院における個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると学長が認めた者で、当該年度末までに22歳に達した者。

・学内推薦選抜について

学内推薦選抜で受験する場合、次の1〜3すべてに該当する者とします。

  1. 本学臨床検査学科を卒業見込みの者。
  2. 本専攻を第1志望とする者。
  3. 研究指導予定教員の承認及び学科長の推薦がある者。

・社会人特別選抜について

社会人特別選抜で受験する場合、次の1〜3すべてに該当する者とします。

  1. 出願資格のいずれかに該当する者。
  2. 臨床検査技師の免許を有し、一定の実務経験を有する者。
  3. 次の1〜2のいずれかに該当する者とします。
    1. 社会人として実務経験を3年以上有する者。
    2. 保健・医療・福祉施設、教育研究機関、官公庁、企業等に勤務する者で、勤務をしながらの就学について当該勤務先の承認を得ている者。(本大学院所定用紙の就学承諾書を必ず提出すること)。

入学資格審査申請期間および審査発表

入学資格審査申請期間 審査発表
Ⅰ期 - -
Ⅱ期 2024年1月9日(火)~1月16日(火)締切日必着 2024年1月23日(火)

選抜方法

臨床検査学専攻(修士課程)

試験科目等
学内推薦選抜 専門科目(臨床検査共通 60分・指定科目 60分)
英語(60分)
面接
出願書類
Ⅰ期・Ⅱ期 一般選抜
社会人特別選抜

※ 専門科目は、「臨床検査共通」および志望する分野が指定する「指定科目」を受験してください。
※ 英語は、英和辞書1冊の持ち込みを可とします。(電子辞書類は不可)

大学院入学希望者向け書類