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学長挨拶

四日市看護医療大学学長
柴田 英治

四日市看護医療大学は四日市市をはじめ地域で暮らす人たちの健康の増進、病気の治療を担う医療専門職の育成をミッションとして、開学18年目を迎えました。昨年度で新設した臨床検査学科に全学年が揃い、看護師、臨床検査技師という主要な医療専門職を社会に送り出しています。在学中に看護学科では保健師、助産師の国家試験受験資格、臨床検査学科では細胞検査士の学会認定の受験資格がそれぞれ得られます。医療の現場では専門性が求められる一方、AIの利用が進む中で人間でなければできないケアとは何か、データに基づいた医療が必要とされる中で求められる人間性とは何かが問われる時代です。本学はこれらの課題に真正面から取り組み、新しい時代に活躍できる医療専門職を養成します。
また本学は四日市市との公私協力方式で四日市市と密接に連携して教育・研究活動を行っています。日本四大公害の一つに数えられた四日市ぜんそくを克服し、高い在宅看取り率を実現させている四日市の地で看護・医療を学ぶことには大きな意味があります。

プロフィール

四日市看護医療大学は若い大学です。自由闊達に医療人としての未来を語り合いましょう。感染対策でしばらくは窮屈な学生生活ですが、そんな時だからこそ教員・学生が協力関係をより強くして看護・医療の学びを深めていきましょう。

職位
学長・教授
研究テーマ
肺内石綿繊維・石綿小体濃度を指標とした石綿ばく露評価、中小企業の安全衛生など
著書
産業保健マニュアル改訂8版(共著・南山堂2021年)、テキスト健康科学改訂第2版(共編著・南江堂2017年)、健康・安全で働き甲斐のある職場をつくる-日本学術会議の提言を実効あるものに-(共著・ミネルヴァ書房.2017年)、科学的 根拠に基づくシックハウス症候群に関する相談マニュアル (改訂新版)
所属学会
日本産業衛生学会、日本公衆衛生学会、日本衛生学会、日本社会医学会
学会活動・社会活動
日本産業衛生学会編集委員会副委員長、日本社会医学会理事、愛知県五条川右岸浄化センター第三者委員会委員、一般財団法人日本予防医学協会評議員