「みえアカデミックセミナー」は、三重県生涯学習センターにより開催されている県内にあるすべての大学・短期大学・高等専門学校の高等専門機関、全15校が参加する公開セミナーです。
今年度は、8月21日(木)に「嗅覚の異常が認知症につながる可能性」と題し、臨床検査学科 森啓至教授が講師を務めました。
講演では、「匂いを感じる仕組み(嗅覚)」や「嗅覚障害と炎症と神経変性疾患の関係」について紹介があり、具体的な疾患と嗅覚異常との関係が説明されました。嗅覚検査の体験では、受講者の皆さんはとても興味があるご様子で3種類の匂いをかぎ分けておられました。日常生活で匂いに敏感になる事こそが、病気の発見にもつながるとのことでした。
今後も地域に開かれた大学として地域貢献活動を継続してまいります。


